回答
話としては、
・現在の営業職に未来がないと思っている
・俳優業に挑戦したいと思っている
という2点についての相談でした。
結論としては、俳優業をきちんと調べた後、退職する方向となりました。
「現在の営業職に未来がないと思っている」
現職について、状況をお伺いしました。
現在、彼はWebメディアの求人広告営業をされています。
日々テレアプローチをかけて商談をし、求人広告を掲載していただく営業。
勿論、人が採用されることもあり、感謝される点では「やりがい」を感じていたが、
日々同じことの繰り返しで飽きが来ている様子。
コミュニケーション能力としては、ついてきた自信もあるが、会社の未来と自分の未来を考えると、この仕事を続けていくことに不満があるようでした。
会社自体は成長しているようで、それは良いことだと思うのですが
「何かを実現したい」という考えが会社から見えないのも不満につながっているようでした。
会社でやり残したことなどはないのか?をお伺いしました。
それについては、「特にない」とのこと。
会社内イベントなどでも司会を務めたり、幹事をする機会が多くあり
人前に立って人を喜ばせることに喜びや楽しみを感じたようでした。
会社の未来というより、自身のイメージがなかなかついてないのが強い様子でした。
「俳優業に挑戦したいと思っている」
いつからそのような気持ちになっているかをお伺いしました。
実は学生時代は演劇サークルに所属していて、元々興味はあったようですが、コミュニケーションや人と話すことも好きなので営業職になったようです。
ただ、日々過ごす中で元々やりたかった気持ちが強くなっていったようでした。
無理やり止めるような話でもないので、その目標に向けて何か行っているのか?というのをお伺いしました。
すると、「何もやっていない」ということ。
恐らくオーディションがあること、事務所に所属する必要があること、などは何となく把握しているようですが、実際の手順などは知らない様子。
それに対して、「まずはいろいろと調べてみる」ということをお奨めしました。
いきなり退職をして、無一文になると勿論集中は出来るかもしれませんが、食べていくことを同時に考えなくてはいけないという点では、現職には悪いのですが調べることは就業後などにも進めることが出来ると考えたからです。
すると、「まずは、調べて動いてみます」ということで、これからの動きや方法論を調べてみるということになりました。
少しスッキリした様子を見せてくれました。
このように、「やりたいこと」が明確になっている方を無理にそれを引き止める必要はないと考えています。
但し、その新たな道への道筋を多少なりとも調べてから動いた方がリスクとしては小さいです。
現職の忙しさなどもあるとは思いますが、多少の時間を作ることで少し将来についての見通しややり方が見えてくるはずです。
やりたいことが出来たら、まずはインターネットでの検索でも構いませんから
調べてみることをお奨めしています。
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