回答
話としては、
・会社が経営不振に陥っている
・旦那様から転職を勧められている
という2点についての相談でした。
結論としては、現職に残るということになりました。
「会社が経営不振に陥っている」
まずは、仕事内容や状況についてお伺いさせていただきました。
彼女は旅行代理店の営業職をされています。
日々、お客様からの問い合わせに対して最適な旅行プランなどをご紹介し、
契約に繋げています。
時には個人のお客様ではなく、団体旅行という形で法人向けのプランを作成し、
そのMENUを法人顧客へ販売に出向いたりすることもあるようです。
旅行から帰ってきてから、ご指名いただくことも多いようで、
旅行をアレンジした提案などをして感謝されることにとても喜びを感じているようです。
しかしながら、昨今のコロナウイルス感染拡大による外出自粛により、
急激に仕事がなくなり、業務も休業になってしまったようです。
瞬く間に業績も急降下し、賞与もゼロとなり、休業手当などが支給されながらも
給与は全額はもらえない状況に陥ってしまいました。
緊急事態宣言は明けたものの、お客様の旅行需要は戻っておらず、業績もさらに悪化を続けているようで、会社としては先行き不透明な状況になっているようでした。
「旦那様から転職を勧められている」
旦那様にその状況を話したところ、「今すぐに転職をしてほしい」と言われているようで、とても迷っているようでした。
新卒でこの会社に入ってから多くの成功体験を積み、一緒に働きたいメンバーも出来、
順調に昇給もしていました。
とても厳しい環境下ではあるのですが、頑張っているメンバーもいて
この状況で転職するのは…「なんか違う」と感じているようです。
これらについて、以下のことをお伺いしました。
・転職自体はしたいと思っているのか?
・現職に残る場合は、先々を少しイメージできているか?
すると、
ご本人としては転職をしたいとは感じていないようでした。
社内でもこの状況下ではありますが、バーチャル旅行体験や、
新たに国内旅行パックなどをつくってお客様に案内しようと動いているようです。
この挑戦を続けたい…というのが本心でした。
さらに私からは、以下についてもお知らせさせていただきました。
旦那様は状況がわからないまま「経営不振」という言葉を聞いたりしたので、
それだけを聞くと、心配して不安になる気持ちは理解できるのではないでしょうか?
きちんと現在の状況と今後の希望などを話し合いすることで、きちんと理解が進むのではないでしょうか?
ほどなくして、旦那様と多くのことを語りあったようで、
現状の挑戦を理解してくれたようで現職で仕事を続けていくことになったようでした。
今回のように配偶者の意見というのは、とても重要であると同時に心配しているが故に自分の望まない考えが出てくることは多々あります。
きちんと自らの環境を説明をして、仕事をするのは結婚したら「二人でやっている気持ち」をもって進めていくことをお奨めします。
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