何も進まない状況に窮屈さを感じています。
回答
話としては、
・何事にも決済があって困っている
・何も進まない状況に窮屈さを感じている
という2点についての相談でした。
結論としては、転職を検討するということになりました。
「何事にも決済があって困っている」
まずは、現在の仕事内容についてお伺いしました。
現在は大手出版社にて企画職をされています。
日々、広告代理店やメーカーの印刷物を営業マンが契約しやすいように企画を一緒に検討したり、広告代理店と同行してメーカーにプレゼンにお伺いしたり、というお仕事をされているようです。
広告代理店と世の中にインパクトを与えられそうな、広告企画を一緒に練ることはとても難しいですが、やりがいも感じているようです。
顧客に提案する前に、広告代理店と作戦会議をし、その企画を社内に通す必要があるようですが、社内プレゼンを行うと「良いね」となり、場合によっては稟議書を記入して決済となるようです。
決済があることでスピード感が損なわれ、嫌気を指しているようです。
この事実については、以下のことをお知らせさせていただきました。
「決済があるか、ないか」という意味では、まずは決済がある理由としてきちんと上長及び会社として容認した事案である必要があるのであれば、そのフローをなくすことはたとえ、大手ではなくてもできないという事実はあります。稟議書などの対象金額を変更するのも容易な話ではありません。
稟議書などはどのように回るのか…というのもお伺いしました。
すると、どうやら「紙」で回している様子。
これでは確かにスピードは出ません。
誰かが、不在になると稟議書も止まり、いつもバタバタしてしまうようです。
ある程度の裁量を任せてもらえるのか、決済の必要性はどのように共有されているのか、
まずは上長にかけあってみるのが良いと思います。
しかし、上長はそのようなことを取り持ってくれる方ではないようです。
「何も進まない状況に窮屈さを感じている」
上述の通りですが、進まない状況を話して下さいました。
上長には、当然上長がいて、対象案件のフローとして5段階ほどあるようです。
皆、社内プレゼン時では良いと言ってくれても、稟議が回ると急に鈍化しているようで、
広告代理店及びメーカーへのプレゼン資料提出にも迷惑がかかることもしばしばあるようで、それを急かすと「他の仕事もあるんだから!!」と罵倒されるようです。
聞けば、他にも罵倒されることが多発しているようで、
罵倒の内容にもよりますが、頻発しているのは良い状況ではなさそうなのは察しました。
自ら会社に向けてフロー改善の提案をしたり、取引先との業務フローなどを見直すことを積極的に行っていき、それでも改善しないのであれば同業種同業界での転職も視野に入れていく、ということで話はまとまりました。
このように「大企業だから…」と言っても、それは感情論であって事実ではないことも沢山あります。ベンチャー企業、中小企業であるとそれが解決するとは限りません。
ただ一方で、自身が提案して改善されることにも限りがあるのも事実です。
ある程度自分の中で、「ここまでやる」というのを定めて、それで改善されるのか、本当にそれが引っかかっているのかなどを実行しながら考えていくのが得策です。
改めて問題点は何なのか、そして自分はどうしていきたいのかを考えていくことをお奨めします。
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