今回は、キャリアを考えることについて書きたいと思います。
何度か、触れている「キャリア」という言葉。
その言葉に何が思いつくでしょうか。
多くの方が、
・なんとなく上手くいっていそうな方をイメージする
・キャリア官僚みたいな？
・キラキラした華やかな感じがする
・自分とは無縁な言葉
などに感じるのではないでしょうか？
今でこそ、キャリアカウンセラーなる方が2万名もいて、
資格も国家資格となっていますが、それでも尚、
一般的には「キャリア」という言葉は少し遠いように思います。
キャリアを考えるとは、自分自身の人生を考えるということです。
自分で書いていて、このように定義的に書くということは、
かなりこの「キャリア」「キャリアカウンセリング」という言葉が
浸透していくのには時間がかかるようには思いますが、
キャリアとは誰しもが考えることの出来るべき自分のことであります。
では、キャリアを考える、人生を考える、とは具体的にどのようなことを
指すのでしょうか？
それは、自分自身のこれから先のことを考えてみる、と考えると良いように思います。
自らが何年後に何をしているイメージを持っているでしょうか。
自分自身が何を大切にして、何を強みとしているのでしょうか。
自分という人間は、どのような経験をもとに出来上がっているでしょうか。
これらについて、考えてみることは「キャリアを考える」にほかなりません。
「キャリアなんて考えたことがない」という方も多くいらっしゃいます。
それについては、やや懐疑的で、恐らく人生設計などをしていないだけで
明日、来週、来月、来年何しよう、というのを何となくは考えることが
出来ているのではないでしょうか。
これらもほかならぬ「キャリアを考える」行為です。
誰しもが、多少なりともキャリアについては考えています。
その支援をしていくのが、キャリアカウンセラー、コンサルタントです。
米国では、ホームドクターならぬホームカウンセラーを持つことが
一般的です。
身近に客観的に自らのことを、家族以外に相談できる方を持っています。
その継続が、その方の人生を多少なりとも豊かに導いている可能性はあると考えています。
ちょっとしたことの相談に、家族や友人はとても大切です。
ですが、自らの人生については自らが決断し、前に進めていくことには
反対意見はないのではないでしょうか。
それら決断のお手伝い、サポートをするためにキャリアカウンセラーは
存在しているように思います。
是非、自らのキャリアについて深く考えてみるのはいかがでしょうか。
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