今回は、表題の「目の前の業務に集中する」ということについて
書きたいと思います。
昨今副業解禁のニュースやコロナウイルス感染拡大によるリモートワーク化などにより
働く環境が大きく変化しています。
それぞれ、どのようなことが起こっているかについて先に記載します。
■副業解禁
副業が解禁されたことで、「自分も副業しないといけないのではないか？」
「副業すれば収入アップできるのではないか？」「自分には何ができるのか？」
という考えが多くの方に広がっています。
副業の流れを止めることは出来なく、1つの会社のみで能力を発揮することは
能力の流動性を求める経済の流れからすると逆行しており、副業をすること自体は
良いことでもあると考えています。
一方で副業のことばかりを考えることで、本業が御座なりになったりすることは
本末転倒だということには多くの方が気づいています。
企業側も副業解禁することで、従業員に働きやすさを提供しているため、
本業でのパフォーマンスは今までよりも強く求めることになっているでしょう。
■リモートワーク化
リモートワーク化が進むことで現在起こっていることについては、
成果主義に変わっていくということです。
リモートワークをすることで、就業中に何をしているのか、は物理的に
わからなくなってくるように思います。
監視システムなどを検討する大手企業もありますが、本末転倒です。
自らをきちんと従業員は律し、勤務中は雑念も入るでしょうがしっかりと
業務を行うことは言うまでもありません。
上述したように評価制度も成果主義に移行していくこともあるため、
「頑張っている」というような状況を評価することはどんどん減っていくと
考えられます。これらにより、不満を抱える従業員も出て来ることでしょう。
これら、副業解禁やリモートワーク化が進むことでよくも悪くも
現在の職場に対して不満を抱える方が増えていくことが予想されます。
勿論、副業解禁やリモートワークに対応していない企業の従業員は
不満を抱えるでしょうし、それぞれ解禁されている従業員も、
「このままここでリモートワークしていていいのだろうか」と考えることは
自然な流れだとも考えられます。
しかしながら、表題の件ですが最も重要なのは
「目の前の業務に集中すること」
であります。
これが最も自身の不満を解消する近道であり、やるべきことです。
副業やリモート化などにより、多くの雑念が入ることで業務に少なからず
影響は出て来ると思います。
しかしながら、企業の従業員である以上、
本業で成果を残すことは最もやらないといけないことです。
ここからは私感も入りますが、
そもそも本業での成果をあげていくことで自身の選択肢が増えたり、
副業で他社から必要とされる人材への近道にはなるはずです。
成果を出すことにコミットしていれば、評価制度が変わることも、
歓迎できるべきことではあります。
今までの何となくの行動評価などが淘汰されることにより、
自分にとってはチャンスともなり得る変化が企業や社会に起こっている、
とポジティブに考えていくことが良いと思っています。
非常に簡単な結論となりますが、
「目の前の業務に集中する」
これを続けていくことが自身の将来の選択肢を広げてくれることは
間違いありません。
雑念が入る環境ではありますが、目の前の業務に集中してみてください。
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