キャリアの考え方

職種を変える転職は、早めに行った方がいい

今回は、一度就職してみたはいいものの、「職種を変えたくなった」という方に向けて
職種を変える転職について、書きたいと思います。

先に、結論を言いますと、「早い方が良い」と考えています。
その理由などについて書いていきたいと思います。

主たる理由としては、業務遂行に必要なスキルを付けるのに時間がかかるから、です。
スキルを付けるというのは、動画や本などの自主学習で知識が得られることもありますが、
やはり現場で使わないと体得しにくい部分はあります。
その意味では、早めに知識を入れ、知識を使ってみて自身のスキルにし、そのスキルを使って成果を出せて初めて「業務遂行」になっていくからです。
これは、少しでも早い方が良いと思います。

一方で、このような職種変更はよくあります。
・営業職をやっていた方が、顧客視点を持ってマーケティング職へ。
・フィールドセールスをやっていた方が、コミュニケーションスキルを持ってインサイドセールスへ。
・営業職をやっていた方が、アプローチスキルを活用して人事職へ。
営業関連、とりわけ「コミュニケーション」という点を活用して他職種になる例は多くあると思います。

しかし、一般的にスキルを特に必要とする「デザイナー」「エンジニア」などについては
まず知識を覚えて、スキルを身に付けるところからスタートするのではないでしょうか。

その意味で、特にエンジニアは誰にでもすぐには出来ないので(その他が簡単とうい意味ではありません)スキルが必要かつ重宝される傾向にもあると思います。

勿論、綺麗な話で言えば「いつから始めても遅いことはない」というのはありますが、
相当な努力を有する可能性はありますし、せっかく興味を持った職種があるのであれば
早めに始めて慣れていったほうが良いと思います。

そこで、考えなければいけないのは「職種を変えたい理由」です。
興味を持ったキッカケはあるはずです。それはきちんと把握するようにしましょう。

例えば、
・デザイン業務をデザイナーとして行っていて、ディレクターと仕事をして意思決定しているディレクターに興味を持った
・営業担当者として問い合わせ担当をしていて、問い合わせを集めるマーケティング職に興味を持った
・ディレクターとしてサービス改善を行っていたが、実際につくる側としてエンジニアに興味を持った 等々

理由に嘘をつく必要はありませんが、あまりマイナスな意味で考えていかない方が良いと思います。

「難しいと思った、つまらなかった、私にはできなかった…」

勿論、感情というのは大切なのでキッカケとしては良いのですが、次の一歩を考えた時に
「なぜ興味を持ったのか」というのを考えてみたら良いと思います。

これらが、「職種変更するなら早く行った方がその後の仕事人生にとって良い」と考える理由です。

逆に、「業界を変えるのはどうでしょうか?」というのも聞かれる話です。

それについては、業界特有の知識が必要になる大変さはもちろんありますが、
職種を変えるよりはハードルは低いのではないでしょうか。

転職などにおいては、興味ある業界に行くのはもちろんのこと、
売上や流通額、市場の大きさ、などから業界特有の平均給与などもありますから
職種を変えない中で大きな業界に挑戦してみるのは良いかもしれませんね。
同職種、同業界だとTOPクラスの企業に良い条件は集まりますので、
業界が変わればいろいろと待遇も変わることが多くあります。

その視点で考えていくのは、お奨めです。

今回は職種変更について書かせていただきました。
何事も思い立ったらやってみる!!くらいの気概が良いと思いますが、迷ってしまうのも当たり前だと思います。
まずは、自らが何に迷っているのかを整理し、新たな一歩を歩んでいってほしいと思います。

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