キャリアの考え方

職務経歴書で意識したい「基準を示す数字」を記載する意味

今回は、職務経歴書で書いておきたい「基準を示す数字」について
簡単に書きたいと思います。

自己分析もそこそこで、職務経歴書を書いている方も多くいらっしゃると思います。

職務経歴ですから、どんな業務・職務を行ってきたのかを書いていると思いますが、
皆さん悩むところが
「自分はどんな能力を得て、どんな成果をあげてきただろう」と
考えるところではないでしょうか。

特に成果については悩む方が多いです。

例えば、
営業職であれば「●●千円の契約をした」「営業成績MVP」などが
あるかもしれません。
ディレクター職であれば「●●%の売上UP施策を実行した」
Webデザイナー職であれば「離脱率を●%改善した」
など色々と思い返してみれば、あるかもしれません。

ここで落とし穴があります。

成果の凄さが伝わらないです。
なぜ、伝わらないのでしょう?

これは、マーケティングや営業ではよくあることなのですが
数字というのは「比較」をしないと意味をなさないことが多いです。

母数がどれくらいなのか、前年と比べてどうなのか、
前月と比べてどうなのか。

今回で言えば、「基準」を伝えないと伝わりません。

営業…「●●千円の契約をした(当社通常契約額●●千円)」
「営業成績MVP(当社営業職30名)」
ディレクター…「●●%売上UP施策の実行(通常施策は5%売上UP)」
Webデザイナー…「離脱率●%改善(通常離脱率は50%で推移し、それは5年変わらなかった)」

という風に見た方に出した数字に対する「基準」を伝えてみましょう。

当然、すべてが伝わることがありませんが、
書き手と読み手の距離感が縮まるイメージは持てるのではないでしょうか。

このように「こちらはこう思っている」というのは「基準」が頭に入っている場合が
多いからです。

これは「成果」に限らず考えられることです。

残業80時間に悩んでいる方が、残業60時間やっている会社の方に話すのと、
残業ナシの会社に話すのでは相手の捉え方が違うのは、基準が違うからです。

まずは、話の前提を伝えるために「基準」を伝えてみることは
是非取り組んでみてください。

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