キャリアの考え方

自分で道を決めるという自覚[キャリアプランニングプロセス]

キャリア・プランニング・プロセスとは、キャリア形成を図る際の論理的な手順です。

自分自身のキャリア形成を考える際の指針となるものであり、
キャリア形成を考える際の手順です。

キャリアカウンセラーはこのような手順を学んでいますが、
求職者側もステップとして意識しても良いと考えています。

以下の通りです。

ステップ1:意思決定の必要性の自覚
ステップ2:自己の再評価
ステップ3:職業・仕事の特定
ステップ4:選択肢に関する情報収集
ステップ5:仮決定
ステップ6:教育・訓練
ステップ7:就職・異動

今回は、このうちの「意思決定の必要性の自覚」について書きたいと思います。
言い換えますと、「自分の道を決める・決断することを自覚する」ということでしょうか。

言葉の通りですが、基本的に自分の道は自分で決断しないといけません。

転職エージェントや周りの先輩などにアドバイスをもらうこともありますが、
最後には自分で決めないと前に進むことはできません。

人は、毎日「決断」の連続で生活をしてます。

・明日何時に起きるのか?今日何時に寝るのか?
・明日何時に会社を出るのか?明日何時に会社を出るのか?
・明日朝ごはんは食べるのか?食べるのであれば、何を食べるのか?
・明日朝洗濯はするのか?しないのか?
・今日のお昼ごはんは、イタリアンか?コンビニ弁当か?
・今日のうちにやらないといけないタスクが5個ある。どれからやるのか?

自分で決めることが「苦手」という方も多くいらっしゃいますが、
実は人生の中では、自分で決断していることも多く、「決断」は必要不可欠です。

ただ、その必要性を自覚していない場合は多々あると思います。

一般的に、人は必要性を感じない限り新しい行動を起こそうとは思わないと考えられます。

誰かに何かを言われて転職エージェントに無理やり行ったり、
現職の不満を沢山話していて、解決策として「転職」となると億劫になっていたり、
「転職」に何となく悪いイメージを持っていたり。

現状を解決はしたいけど、何もしたくない気持ちの状態で
「今後の決断」を考えても「意思決定の必要性」を自覚することは難しいと考えられます。

そのような場合は、「なぜ?」を少しだけ考えてみましょう。
「現職に残る」「転職をする」という2択の時に、
「なぜ?」その決断をしなければならないか。

決断をしないということは、どういうことなのか?

意思決定のスタイルについて以前書きましたが、
実はそのスタイルによって、意思決定するときに抵抗してしまうポイントもあります。

ただ、まずは「自分自身のことだから、自分自身が決めないといけない」というのが
理解できているのか、自分自身に説いてみると良いと思います。

「自分で自分の道を決めないといけない、それが普通なんだ」
というのを理解出来たら、次に進んで参りましょう。

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