キャリアの考え方

職場で生じる職業的なストレスの原因と3つの要因

以前、ストレスとは何かについて書きましたが、
今回は職場に関するストレスの原因について、そしてその要因について書きたいと思います。

職場で生じる職業的な原因

以下のようなものがあります。

作業内容及び方法

・仕事の負担が多すぎる、少なすぎる
・長時間労働、休憩時間が取れない
・仕事上の役割や責任がはっきりしない
・労働者の知識・技術・技能が生かされていない
・繰り返しの多い単純作業ばかり
・労働者に自由度や裁量権がない
・仕事の自己統制度が低い

職場組織

・上司や同僚からの支援や相互交流がない
・職場の意思決定に参加する機会がない
・昇進や将来の技術・知識獲得についての情報がない

職場の物理化学的環境

・貴金属や有機溶剤などの暴露
・換気・照明・騒音・温熱
・作業レイアウトや人間工学的環境

出典:山本晴義・小西喜郎「メンタルヘルスマネジメント」より

特に対人関係に起因する心理的ストレスが大きい印象です。

では、どのような要因があるのでしょうか。

そのストレス要因

①人間関係にそのものによるストレス

職務上の階層に起因する上下関係はストレスになりやすいです。
主任が、上司が、という目上に対することもあれば、
管理職の方は自らのメンバーに対するストレスもあると思います。

また、近年抑制されているようにも感じますが性にかかわる人間関係も
ストレスになります。セクハラなどが代表例です。

②人間関係が介在する業務から生じるストレス

日常業務や新たな施策を打とうとする際にも、周りとの調整が必要になります。
また、お休みをされた方の仕事をしたり、仕事を覚えたての後輩の指導をしたり、
何かしら周りの方と触れ合う機会はあるものです。
それらが対人関係を歪めてストレスとなります。

③業績評価に起因すうストレス

自らの業績に関する「評価」はストレスとなりやすいです。
上長のみならず、その上の上長、果ては社長にまで向けられます。

これら心理的ストレスが高まると「ここの健康」に対する障害が起こります。
病院に行くと「適応障害」、場合により「うつ病」となることも多々あります。

不眠などが序章となることも多いため、不眠が続くようでしたら
心のサインと思っておいて良いと考えられています。

ストレスの原因や要因を知ることで、心が安定することもあります。
自らの心とも向き合いながら、就業生活は送っていかないといけないものです。

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