キャリアの考え方

正社員であることの意味

「正社員になりたい」という相談を多くいただきます。
今回は正社員であることの意味について、少し考えていきます。

内容については、あくまでも私感でありますので、一般論などについては「正社員 メリット」などで検索すれば多く出ますので是非ご覧ください。

まず、著者が考える「正社員になるメリット」は、
「会社の考えに共感し、会社の成長にコミットすることで会社の成長と一緒に自身も成長できること」と捉えています。

会社の考えというのは、つまりは理念・ビジョン・ミッションです。
どんなことを大切にしていて、
どんなことを目指していて、
どんな使命を持っているのか。
これらに共感し、そのために働くことにも共感するのであれば
正社員としてジョインできる資格があると考えています。

例えば「~年までに~な企業にしたい」というビジョンを掲げていて、
それに共感し、そのために一緒に働くことがしたいのであれば、
共にそれを掲げて動いていき、
会社貢献することが結果的に自身の成長にも繋がると考えます。

つまりは、会社の成長にコミットできることを、喜びと考えらえるのか?
そもそもコミットしたいと思うのか?が、
正社員になるときの考えるべきポイントだと思います。

一般的に「正社員になりたい」と言われる方の多くが、「安定したい」「賞与がもらいたい」などの福利厚生的な意味合いを兼ねたところにメリットを感じて発言しているように感じます。

それ自体が悪い、というわけではないのですが、
そこに惹かれる人に会社側が惹かれるでしょうか。

さらに、
昨今リモートワーク・テレワークが増えたことで出社をしなくても良い会社が増えました。
出社しなくても出来る仕事が増えてきたことにより、
企業側も改めて、
「社員に求めるものは?」
「業務委託でもいいのではないか?」
「契約社員と正社員の違いとは?」
などの課題に改めて着目しているように思います。

そして、それらは会社ごとに徐々に言語化されていき、
正社員はより厳しい環境となることも予想されます。

「正社員になりたい」ということであれば、
会社側から見た「正社員に求めるもの」などを考えてみましょう。

「正社員になりたい」と思うことは、決して悪いことではありません。
真っ当な意見です。
それであれば、正社員になることの意味がどんなものか、
自ら考えてみることをお奨めします。

オススメ転職サイトや転職エージェントに無料登録してみたい方へ転職ナニカラのオススメ転職サイト記事へ