キャリアの考え方

希望業界が特にない場合に、転職先を決めていくシンプルな方法

「どんな業界にいけばいいのかわからない。」
「異業界に飛び込んだ方がいいのか。」
「同じ業界にしか転職はできないものか。」
「そもそも業界をあまり知らない気がする。」
「今の業界が好きだけど、どうしよう。」

いずれも実際にあった転職に際しての業界に関する相談です。

これら悩みは当たり前のことです。
今の会社が1社目の方、複数回転職している方、いずれもいるかと思いますが
誰でも知らない業界に飛び込むことは不安かつ「大丈夫なのか?」と感じるものです。

ここで結論から申し上げますと…
知っている(聞いたことがある・思い浮かぶ)業界から選ぶしかない。という事実です。

働いたことある、ないに関わらず名前も知らない業界には転職ができないと思います。

ということは、ぜひこの機会に「知ること」を行えばいいのです。

職種ではありません。業界です。
是非、日々の生活の延長で構いません。
自分の知っている業界を書き出してみてください。

外食・医療・建設・不動産・保険・自動車・物流・銀行…
もしかしたら、転職エージェントに教えてもらって知る業界もあるかもしれません。

基本的には知っている業界へ転職するものだと理解できると思います。

次に、その業界の市場規模などを考えてみましょう。
市場規模とは、その市場(業界)の売上合計で構成されています。

-市場規模マップを見る-

大きいから良い、小さいから良い、というわけではないのですが
大きい方が利用額が大きいとも考えることが可能ですが、その分競合が多いこともありますので参入してくる会社が多いこともあります。
逆に小さくても競合が少ない、というメリットもあるかもしれません。
新しい産業であれば、広げていくのも仕事になりますし、前年からの伸び率なんかも重要な指標になるのではないでしょうか。

すぐに検討がつくこととして、
近年の高齢化により、お医者さんに行かれる方が増えていくことで医療費が高くなり、医療関連市場が拡大する…などは容易かと思います。
高齢化が進むことで介護市場も大きくなると思われます。

インターネット・技術の発達により旧来の手法に頼ったビジネス業界は淘汰されるかもしれません。逆にインターネット・技術の発達により旧来の手法をとっている業界にはたくさんのチャンスも転がっているとも考えれます。

このように知っている業界の未来を自分なりに考えてみるのをお奨めします。

誰もが未来はわかりません。

その未来を予測していくことや生活と掛け合わせて考えてみること、兼ねてから興味を持っている分野を調べてみることなど、「自分なり」で構いませんので行うことがとても意味のあることに繋がっていくように思います。

エージェントや周りの人に正解はありません。

それで興味を持った業界をさらに調べてみるのもよし。
無理して別業界に行かずに同業界でさらに深めるもよし。

業界選択に正解はありません。
ただ、知っている業界に転職する、という道しか基本的にはないと思います。

まずは、知っている業界を書き出してみましょう。
そうやって自身の進む業界を少しずつ絞っていくこと、何よりこの機会に知っていくことが大切です。

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