回答
話としては、
・クリエイティブな環境は向いていない
・マニュアルのある環境で仕事をしたい
という2点についての相談でした。
結論から言いますと、転職を検討するということになりました。
「クリエイティブな環境は向いていない」
彼自身が今、どんな仕事をしているのかお伺いしました。
彼は人事兼広報の仕事。
40名程度の会社でその役割は1名のみでした。
1名ということから、どんどん新しいことを自ら創らないといけない環境とのこと。
日々、他職種であるマーケティング職やエンジニア職がクリエイティブに顧客心理などを考えているのを見て、人事施策としてクリエティブさを求められたり、広報支援としてクリエイティブさを求められたりしているようでした。
彼の中の「クリエイティブ」はいわゆるクリエイターではなく、アイディアなどをどんどん出す、という意味を指していました。
ベンチャーマインドを求められる環境では、
日々安定しない環境でチャレンジしていく必要があります。それはごもっともです。
そこで、毎日、毎週のように「新たな施策」を1名で考えることに苦しさを感じているようでした。
ある意味で自由であり、責任がある環境なので自分のやり方次第で成長は見込めることは理解しつつも、この職種への興味という点で薄まっているように話してくれました。
「マニュアルのある環境で仕事をしたい」
マニュアルとは?というのをお伺いしていきました。
彼自身は、難関大学の法学部出身。元々は司法書士などを目指して勉学に励んでいました。
その勉強という過程は苦しくも、「答えのある環境」だったのである程度原理原則がしっかりして体系化されているような職種をやりたいようでした。
元々は法務系の仕事をしたい意向があったようで、改めてそこをやって社会の役に立ちたい、というのが強くあるようでした。
向いている方向性が現職の職種ではなく、本当に法務系の仕事をチャレンジしたいように見えています。
このような場合は、現職でのジョブチェンジも可能性としてはありますが、法務系を現職では顧問弁護士に外注しているようで、内製化を目指している職場に身を置きたいとのことでした。
しっかりと自らの立ち位置を謙虚に考えているように感じました。
ほどなくして、改めて口に出してみることで法務系の職種に挑戦していくことを決意したように感じました。
このようにやりたいことが比較的明確に見えてきている場合は、
現職にその希望を伝えてジョブチェンジの可能性を探ってみる必要があります。
それがもし嫌だと感じるのであれば、現職環境にも何かしらの不便を感じていることに気づくと思われます。
きちんと現職での不満なども良い機会なので整理をして、少しでもその不満が解消されるような環境を条件として探してみることをお奨めします。
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