相談者の声

【相談】Sさん20代女性「上司からの指導が厳しい。この職種に不向きだと感じている」

Sさん20代女性
Sさん20代女性
カスタマーサポート業務を行っています。日々上長に叱られ、メンタルはボロボロ…職種に不向きなのではないか?と感じています。

回答

話としては、
・日々の業務で上長に叱られていて、それがキツイと感じている
・カスタマーサポートという職種に向いてないと感じている
という2点についての相談でした。

結論としては、エンジニア職への移行ということになりました。

「日々の業務で上長に叱られていて、それがキツイと感じている」

まずは現職の状況についてお伺いしました。
彼女はカスタマーサポートとして、Webを利用する予定のお客様などに
利用方法を説明する仕事をされていました。
サポート体制として一次受付で外部協力会社を利用していることから
その会社とのコミュニケーションも必要とのことです。

相手は、「人」ですから対応の答えは1つではないのですが
その対応が「丁寧ではない」ということで何度も上長に叱られているようです。
その叱り方の声はフロアに響くほど大きく、周りの方へ迷惑もかかっているのではないか、
というのも気にされていました。

これに関しては、上長の問題・ご本人の問題、もしかしたらWebサービス自体の問題など
いくつもの問題がかけ合わさっていることがほとんどなので、一概に「何が原因か」というのは特定しにくいことが多いです。

但し、あまりにも毎日のように叱られているようで少々疲れている様子でした。

特に「やり方」を明示されているわけではなく「こーゆー感じで」と指導は
されているようですが、その再現がなかなかできないようでした。

周りの先輩や他の部門の方に相談してみたら?というのをお伝えしました。
基本は所属部門の上長と業務については乗り越えていくのが良いとは思いますが、
あまりにもメンタル的に厳しいと感じているのであれば、ヘルプを出してみるべきです。

それについては、一度周りに相談をしてみる、ということになりました。

「カスタマーサポートという職種に向いてないと感じている」

日々お客様からの問い合わせ内容などを観察しているとサービス自体に
問題があるということをよく感じるようでした。
「自分自身で直せればいいのに…」というのが別職種に興味を持ったキッカケだそうです。

勿論簡単に改善できるわけではないのは理解しつつも、
何か自分で手を動かした改善活動などをしてみたい、というのを考えられていました。

「お客様への言い方」などの修正であれば、WebディレクターやWebデザイナーですが
彼女が興味があるのは、動的な部分で顧客に良いサービスを作っていきたいということで
「エンジニア」を志望されていました。

営業職やカスタマーサポート職に比べると、「多少なりともゴールがある」というのにも
惹かれているようです。
語弊が少しありますが、確かに営業職で終わりのない状況で顧客を探したり、
顧客の気分や感情などを日々意識しないといけない職種に比べると、
エンジニアでコードを書くことはある意味で作業のゴールは少し明確になります。
そこにも惹かれているようでした。

ほどなくして、自身は就業後に勉強をし始めて上長を通じて異動希望を出すことになりました。

このように上長などがキッカケで転職や異動を考えてしまうことは沢山あります。
但し、自身の中での会社やサービスの良いところ、自分自身の業務はどうか?
など自分自身に焦点を当てる必要があります。

その中で選択肢を考えていき、少しでも納得のいく方向性を決めることをお奨めします。

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