回答
話としては、
・今の会社が楽しくない
・将来性があるところに行きたい
という2点についてのご相談でした。
自己分析はもちろん、した方が良いのですがまずは相談内容にあった
2点についてひも解いていくことが自己分析に繋がります。
「今の会社が楽しくない」
ということは、楽しいときがあったのでしょうか?
どのようなときに「楽しい」と感じるのか、お伺いしました。
現職への不満がベースとなって転職などを考えていることも多いのですが、
過去の経験で人は出来上がっているので、どのようなときが楽しかったのか、
まずはそれを深く考えてみることをお奨めしています。
すると、楽しいと感じていたのは…
・チームで1つのことを目指しているのが楽しく、チームメンバーが切磋琢磨している状態が楽しいと感じていた
・契約をもらうと上司や先輩から、その頑張りが承認・称賛される環境が楽しいと感じていた
ということが分かりました。
逆に、それらを求めていることに気づいたようです。
「将来性があるところに行きたい」
ということについて「将来性がある」とは何を指しているのでしょうか。
自分自身の将来性?
会社が成長するマーケット・業界?
その辺を明らかにしていきました。
すると、将来性があるとは
・会社業績が安定して達成していてほしい
=会社自身が成長している
・業界として、衰退している話題が横行しているのが嫌
=市場規模が広がっていっている業界が良い
・叱咤激励はいいものの、怒号が飛び交う環境が将来性があると思えない
=承認しあう環境が良い
ということがわかりました。
これも立派な分析です。
よって、
・承認しあうチームメンバーと仕事できる環境が良い
=人の仕事を一緒に喜びあえる社内環境を求めている
・成長業界で働いていきたい
という自身の希望条件が明らかになってきました。
これにより、自身が行きたい業界・社風などが見えてきました。
彼はその後、転職エージェントへ登録し面談を通じて自身の希望を伝え、
見事に内定を勝ち取り、人事系のクラウドサービスを運営しているHRテック系の業界へ転職を成功されました。
「漠然とした希望を言語化していくことで自分の希望業界が見えてくることもあった」とのことで、満足されていました。
先々を無理に考えすぎず、過去を振り返ることで見えてくることもあります。
ゆっくりと振り返りから行っていきましょう。
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