キャリアの考え方

前職を悪く言うことについて

今回は、転職したての方が前職について悪く言うことについて
書いていきたいと思います。

結論としては、前職を悪く言うのはやめた方がいいです。

理由としては、
・周り回ってその噂が自分に返ってくることもある
・自身の経歴を自ら否定することになる
・否定的な人だと思われる
・今後、自社についても同様のことが起こると感じられてしまう
などがあげられます。

少し中身について書いていきます。

■周り回ってその噂が自分に返ってくることもある
人間関係や評価などが原因で退職をしてしまう方が多くいらっしゃいます。
その中で辞めた人同士で会話をすることもあるかとは思います。
しかしながら、辞めた人の中には現職に残った方と繋がっている方も
いるはずです。
それらの声は現職の元に届き、いつご本人の職場に届くかはわかりません。

■自身の経歴を自ら否定することになる
前職を悪く言うことは、つまりは自分のいた場所への否定です。
自分は問題がなく、前職の環境や人が×ということは、総じて考えられません。
自らの選択で就職しているわけですから、自分の決断も要因です。
自らを否定することはしない方が良いと考えらえます。

■否定的な人だと思われる
マイナスな発言をすることで、そのような方だということが現職でも広がります。
何か行う時に「また否定的な捉え方するかな…」と少しでも周りから
思われたら、損をするかもしれません。
そのような意図ではないとしても、捉え方次第で自分が意図していない
感じ方をする方も多くいらっしゃいます。

■今後、自社についても同様のことが起こると感じられてしまう
万が一、悪く言っている方が今後転職などで退職することになった際は、
同じように現在の職場について言われる可能性がある、と感じられてしまいます。

これらのリスクもきちんと考えてみるようにしましょう。
前職での大変だった思い出をネタにしたり、面白い話にすることは
良いと思いますが、悪い話をして良いことになるケースは多くありません。

逆に良かった点などは折をみて提案していくことは必要だと思います。
折を見て…というのは、「すぐにやる」のは良いとは思えないからです。

入社早々に「前職ではこうやっていました」という発言をする方もいますが、
それを聞いて周りはどう思うでしょうか。
まずは、「郷に従え」までは言いませんが、転職先企業の状況を把握したり、
自身の業務に集中したり、自らの発言によって環境が変わっていく環境を作ることが先決です。

いずれも、周り回って自身の評価や働き方に関係してくる話です。

特にネガティブな発言には最低限気を付けながら、過ごしていくことをお奨めします。

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