キャリアの考え方

職務経歴書の職務要約に何を書いて、職務内容はどう分ければいいのか?

今回は、表題の件について少し書いていきたいと思います。

職務経歴書に「職務要約」という項目があります。
これには何を書くのが良いのでしょうか。

多くの職務経歴書を見るに、ここがとても長くなってしまう傾向があります。
それは恐らく「実績/成果を言わないと…」「具体的に伝えないと…」と
考えてしまうが故に長くなってしまうのではないでしょうか。

職務の「要約」です。

主には、どんな職務に従事してきたのかを書くのが良いと思います。
その上で多少なりとも「成果」の部分で「従事した上で成し遂げたこと」
に触れる程度で良いです。
ここで細かく書きすぎてしまうと、その次の欄にある職務内容詳細に
書くことがなくなってしまいます。笑

自己PRされたいのであれば、多くが自己PR欄や実績欄がありますし、
なければそれら項目を設けてまとめて書くのが良いかとは思います。

では、その次の項目である「職務内容」などはどのように書くのが
良いのでしょうか。

ここで最も多い質問が、
「同じ会社にいるのですが、どんな区切りで書くのがいいのでしょうか?」です。

多くの会社を経験している方であれば、
会社毎に職務内容を書くことは容易に想像がつきますが、
1つの会社であるが故に何を書いたらいいのか?がわからなくなることが多いようです。

また、職種がずっと同じだとさらに難しくなります。

同じ会社に勤めている方の基本になるのは、「営業所・部署毎に記載してみる」です。
いくつかの営業所に跨いで仕事をした経験がある方は、働く人や上長などが
変わっていっているかと思いますので、それも合わせて記載してみると良いです。

さらにほかの書き方としては「役職毎に記載してみる」です。
転職をする前の段階で、「主任・リーダー・課長・部長」など役職が
変わっている方は、同時に仕事内容が変わっていることも多いはず。
そのような方は、役職変更毎に記載してみるのが良いかとは思います。

そもそも論を1つお伝えしておきますと、
無理に職務経歴内容を細かく分ける必要はありません。

ただ、採用側経験もある著者からすると、長く会社にいてずっと同じことを
やっている可能性は低いと思っているので、プロジェクト単位にしても
何かしらかかわったことを伝えるのが良いと考えています。

今回は、「要約」「職務内容詳細をどう分けるのか?」について書かせていただきました。
職務経歴書は、最初はとても大変ですが、一度出来上がってしまえば、
更新していく作業はそこまで大変ではありません。

まずは第一歩として、職務経歴書を書いてみることをお奨めします。

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