相談者の声

【相談】Kさん30代女性「時短になり、仕事の仕方が変わった」

Kさん30代女性
Kさん30代女性
育休復帰後、時短勤務をしています。今までと働き方が変わり、物理的に時間が足りない日々を送っていて辛いです。

回答

話としては、
・時短勤務をして、働き方が変わった
・時間が足りない日々を過ごしていて、辛い
という2点についての相談でした。

結論としては、上長へきちんと相談するということになりました。

「時短勤務をして、働き方が変わった」

まずは、仕事内容についてお伺いしました。

彼女は、Webサービス会社のインサイドセールスに従事されています。

フィールドセールスでトップクラスの成績を収めていましたが、
産休前にインサイドセールス部門へ異動をし、徐々に慣れてきたところで産休・育休に入りました。
育休後も、働きやすさを考えて、自ら望んでインサイドセールスとなり、それについては非常に納得できる異動だったようです。

休み明け、改めてインサイドセール部門での仕事が始まりました。
まだ子どもが小さいため、保育園に通わせたり、何かと手がかかることもあり、時短勤務でスタートされています。

インサイドセールスは、マーケティング部門と連携を取りながら、必要に応じて自社サービスの紹介やヒアリングを行い、クロージングをしたり、フィールドセールスにパスをしたりします。

しかしながら、当然商談前には顧客情報を仕入れたり、場合によっては企画書制作を行ったり、「商談」以外の商談周りの業務も沢山あります。

そのような商談以外の業務をやりながら、慌ただしく仕事をしているようです。

「時間が足りない日々を過ごしていて、辛い」

彼女は、非常に優秀だった背景もあり、Webサービスのインサイドセールス業務と共に、新規事業の営業面も任されているようです。

仕事内容自体には、納得感もあり、自身も挑戦したいと思いつつも、上記に記載した商談周りの業務で手一杯ですが、新規事業を推進するために営業需要調査が追加であるなど、多くの業務があるようです。

過去であれば、ある程度時間でカバーできたものの、今は子どものお世話もある関係上、
限界があることもあり、「やりたくても出来ない」という環境で、辛いと感じているようです。

それらに対して、周りに相談はしているのか?というのをお伺いしました。

すると、
周りには状況は伝わっていると思うが、改めての相談などはしていない、とのこと。

専門的な業務内容は著者には把握できないのですが、「決まっている業務」「決まっていなくて、業務内容から考えないといけない業務」なのかによっても違うように思います。

新規事業などは、決まっていないケースが非常に多く、終わりがなかなか見えにくいこともあると思います。
これら仕事内容を「決めること」に時間がかかっているケースも多々あります。
その辺についてお伺いすると、
やること自体が決まっていないことも多く、考える時間が確保できていない、ということをお教えいただきました。

もし、そうであれば、その部分の素養も含めて上長に相談をしていくことで、
業務負担減、もしくは業務分担などの可能性を模索するのも良いのではないか?ということをお話させていただきました。

ほどなくして上長と改めて業務整理などを行い、多少気持ちの面でも解消されていったとのことです。

今回のケースでは、物理的に時間が足りなくなっていることは誰もが理解しつつも、
自身がなかなかその内容を言いだせていない、相談出来ていない、という状況に陥っていました。
いずれの業務も大切だとは思いつつ、働き方が変わった環境ではすべて同じように動かすのは不可能です。

周りときちんと共存しながら、進めていくほうが結果的に会社にとっても、その該当サービスにとっても良いと考えられます。

まずは、抱え込みすぎず、近くの方に相談していってみることをお奨めします。

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