キャリア・プランニング・プロセスとは、キャリア形成を図る際の論理的な手順です。
自分自身のキャリア形成を考える際の指針となるものであり、
キャリア形成を考える際の手順です。
キャリアカウンセラーはこのような手順を学んでいますが、
求職者側もステップとして意識しても良いと考えています。
以下の通りです。
ステップ1:意思決定の必要性の自覚
ステップ2:自己の再評価
ステップ3:職業・仕事の特定
ステップ4:選択肢に関する情報収集
ステップ5:仮決定
ステップ6:教育・訓練
ステップ7:就職・異動
今回は、このうちの「職業・仕事の特定」について書きたいと思います。
このステップの目的は、求職者の方が選択肢をまずは見つけることです。
今までで自身が決定すること・自分自身を理解することなどを終えていますから
どんな選択肢が自身にあるのか、というのを見つける必要があります。
選択肢と言っていますから、最低でも2つ以上の選択肢を考えてみてください。
職業(職種)・業種などは知っている範疇でしか選択肢をつくることはできません。
ですから、まずは「知る」ということが非常に重要です。
転職エージェントに教えてもらうことも速いと思いますし、
転職サイトなどで「職種」「業種」から選ぶ…などでいろいろな職種や業種を
知ることもできます。
今までのステップの中で導き出された希望などから、最初はいくつか選択肢を
作っていきましょう。
お近くにキャリアカウンセラーの方がいれば、独自の職業リストを持っていることも
ございますし、ステップ2で自身の興味・能力・価値観・経験に基づく職業や仕事が
思いつけばそれで構いません。
あくまでも自己の再評価が終わったら、自分自身には「どんな選択肢があるのか?」
というのをいくつか実際にあげてみることが重要です。
いきなり「これだ!」と職業や仕事を決めることもできればそれは素敵なことですが、
まずはたくさん挙げてみて、絞っていくのをお奨めします。
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