キャリアの考え方

職場不適応に気づく初期のサイン

今回は、メンタルヘルスの観点で職場不適応について書きたいと思います。
メンタルヘルスの観点なので、物理的に「合っていない」ということではなく、
気持ちの面での不適応について、その初期サインについて簡潔に書きたいと思います。

職場不適応とは、労働者自身の特性と労働関係の不適切な組み合わせによって引き起ります。
組み合わせによっておこるものが多いのを理解することが大切です。
自らの心の中だけ発生するわけではなく、内部×外部で発生することがほとんどです。

職場不適応の初期サインは、自分で気づくことが出来る変化と、
周りなどの他者が気づく変化の双方があります。

以下のようなものです。

自分自身が気づく変化

・悩みや心配事が頭から離れなくなる
・考えがまとまらず堂々めぐりする
・不眠の傾向が続く
・疲労感や食欲低下、気力や意欲の低下がある
・楽しくなく、生きる自信がなくなる
・失敗、悲しみ、失望から立ち直れなくなる
・楽しくない状態が続く
・緊張しやすくなる
・他人の評価ばかり気になる

他者が気づく変化

・欠勤、遅刻、早退が増加する
・仕事の能率が低下し、ミスが増加する
・以前と言動が変化する
・周囲との折り合いが悪くなる
・体調不良などの訴えが増加する
・酒量が増大したり、酒癖が悪くなる

環境の変化に適応できないがために、職場不適応が進行することが多々あります。

入籍・失恋・出産・転居・異動・出向による生活環境の変化・昇進・降格…
仕事内にはない、人生においてのライフステージの変化や一時的な出来事から上記が発生することもあります。
それがそのまま続いてしまう方も多くいらっしゃいます。

勿論、元々の性格なども関係しているので、
様々な要因が重なって職場不適応が起こっていきます。

まずは、自らの初期サインを見逃さず、それが一時的なものだと捉えることが出来るのか、
慢性的に続いてしまっているものなのかをきちんと自ら把握してみることが大切です。

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