回答
話としては、
・賞与(ボーナス)が満額支給されない
・ボーナスを貰える会社に行きたい。
という2点の相談でした。
結論から言いますと、今の仕事を頑張ってみるということになりました。
「賞与(ボーナス)が満額支給されない」
まずは、現在の仕事状況などをお伺いさせていただきました。
彼女は建築会社の営業事務をされていました。
日々営業の方のサポートという形で企画書作成をしたり、請求書を作成したり、
営業活動における事務作業をされているようです。
今冬のボーナスが規定の20%程度しか支給されない発表があり、
入社してから数年経つ今、満額貰えない状況に苛立ちを感じているようです。
それがキッカケで退職も検討したい様子でした。
さらに、「なぜそこまで賞与にこだわるのか」ということもお伺いしました。
すると生活自体には困っていないが、なぜもらえないのか、が苛立つ様子でした。
ここで、いくつかお知らせさせていただきました。
・会社の評価基準を確認した方が良い。
賞与の支給については、基本的には業績によって前後するはずです。
その中で各人がどのような評価基準で支給されるのかを確認した方が良いです。
一律なのか、それとも自身の評価に左右されるのか。
まずは「会社の評価基準」としてのルール確認をした方が良いです。
・会社業績をきちんと把握した方が良い。
昨今、労働環境に加え、市場環境も常に変化をしています。
会社の業績が公表されているのであれば、それをきちんと確認し、
「今会社がどのような状況なのか」をある程度把握できるはずです。
経営側の意図としては、月額給与の方が大切ですから賞与削減はよくある話です。
・賞与が多いのがいいのか?月額が多いのが良いのか?
東証一部上場企業でも「賞与が多く、月額が相対的に少ない企業」も多く存在します。
自身の月額給与に対する満足度などを考えてみる良い機会かもしれません。
「ボーナスを貰える会社に行きたい」
こちらについて、上記を伝えた後だったので、おおよそ解決はしました。
彼女自身が評価基準を確認したところ、会社業績によって左右される分と個人成果によって左右されることがわかったようでした。
今回はいずれも良くなかったようで、まずは個人成果を出してみるということを考えていこう、という話をしてくれました。
今回のケースでは「ボーナスに対する怒り」という問題が発生していました。
まずは冷静になり、会社業績や会社制度を確認してみましょう。
自分がただ把握できていないだけかもしれませんし、
「怒り」の通り、制度と反している状況で会社からの説明が乏しいのかもしれません。
まずは、感情を落ち着けて自身で調べられる範囲で会社のことをきちんと知ってみることをお奨めします。
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