回答
話としては、
・今やっている仕事がマーケティングに直結しない
・マーケティングを学べる環境に行きたい
いう2点についての相談でした。
結論としては、現職を仕事を継続してみるということになりました。
「今やっている仕事がマーケティングに直結しない」
まずは、彼女が今やっている仕事についてお伺いしました。
彼女は新卒入社でマーケティング職で入社をしました。
現在は、SNSのinstagram運用を任されているようです。
該当のハッシュタグ(#)に「いいね」を押したり、フォロワーの方が喜んでくれそうな投稿をしたり、時に画像を活用して広告運用をしたりしているようです。
最初は手鳥足取り、先輩が教えてくれていましたが今では多くを任されるようになっているようです。
マーケティングのイロハは研修時代に少し教わったようですが、その仕事と解離した地味な作業を今はやっている、ということで日々紋々としている様子です。
自分が想像していたマーケティングの仕事とかけ離れていっている現実が彼女の前に立ちはだかっているようで、納得がいっていない様子です。
Instagram運用自体は、まだまだ任されてはいるものの、先輩に確認しながら運用しているようで、確認しながらする仕事にも納得がいっていない様子。
彼女がイメージしているマーケティング職に何かありそうだというのはすぐにわかりました。
一方で仕事の進め方については、職種関係なく、起こりうることなので、なぜ一般的に確認が必要なのか、その会社特有のものであればそれを先輩に確認するべきではないか、
なども少し話をさせていただきました。
彼女は、「信頼されていないのではないか」というところにも不安に思っているようでしたので、そこは会社が求める「信頼」を明らかにしていく必要性などはお知らせさせていただきました。
「マーケティングを学べる環境に行きたい」
前述の通りですが彼女が考える「マーケティング」についてお伺いしました。
彼女が考えるマーケティングは戦略を考えたり、市場調査をしたりすることであり、それは手を動かすというよりも、考える仕事と捉えているようです。
マーケティングとは?という話はここでは割愛しますが、彼女自身が今やっている仕事も十二分にマーケティングの仕事の1つであること、さらに彼女がイメージしている業務もマーケティングの一部であることなどは事実としてお話させていただきました。
また、よくあることではあるのですが(企画職をやりたいという方に多い印象)、手を動かさないという仕事はあまりございません。
頭で考える仕事であっても手を動かしてみて、わかってくることもありますし、マーケティングの仕事も泥くさく、地味な作業があるのは確かな事実だということをお知らせさせていただいたところ、少し納得した表情を見せてくれました。
著者側の持論も多少入ってしまいましたが、職種に関する思い込みや勘違いは往々にしてあります。思い込みは、ご本人が本やWebで学んだりみたことがベースになっていることが多いので、概念としての選択肢などを与えることは、させていただいております。
次に「学べる環境」についてもお伺いしました。
彼女が考える学べる環境とは、浅く広く実践しながら覚えていける環境のようです。
マーケティング全体に触れ合うことが出来る、のが良いようです。
確かに一部の業務を行っているのみかもしれませんが、全体像を理解することは今の会社でも出来そうです。
きちんと周りとコミュニケーションを取りながら、全体像を把握し、その中のどの部分をご自身がされているのか、それが全体としてどのように作用されるのか、というのを考えていくことで今やっている仕事の意味も今以上に理解できるようになる、ということは事実としてお話させていただきました。
このように多少抽象的に「~だと思っている」という状況を具体化することで、自身が
悩んでいることが明らかになってきます。
もしかしたら、ご自身の思い込みで過度に悩んでいるのかもしれませんし、明らかにしたことで、改めてどうしようも出来ない事実を把握できるかもしれません。
自分が「~だと思っている」ということに対して客観的に考えることをし、自らの悩みの根源がどこにあって、それが事実なのかどうかを把握することをお奨めします。
もしかしたら、自分の環境のありがたみに気づくキッカケになるかもしれません。
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