「自分がわからない」ということは多くの人が悩み、答えのない問いを自らへ続けていることが多いですよね。
例えば「好きな上司」ということを考えても人により大きく異なるはずです。
毎日の業務に対して褒めてくれる方、
あまりしゃべらないで見守ってくれる方、
いつも自ら率先して仕事をして背中を見せてくれる方、
プライベートの話を聞いてくれる方、
プライベートの話をしてくれる方、
未来を語ってくれる方。
これは、自らの感情やイメージから形成されたものであり、自分なりの回答が出来上がってきています。
これらは普通のことです。
では、自己概念はどのように形成されるのか?
それは、外部環境・外部からの声から作られることが多いです。
日々多くの方が上司や同僚、家族や顧客から…
「責任感があって良いね」
「本当に飲み会で、飲みすぎていつも周りに迷惑かけているね」
「家族が喜ぶ顔を見るのが好きなんだね」
「消極的な姿勢が見えるから、もっと貪欲になってほしい」
「思っていたより、寂しがり屋なんじゃない?」
など、他者である外部から多くの声が届きます。
それらを受けて…
「私は責任感があるのに飲み会では迷惑をかける。仕事では消極的なところはあるのに、寂しがり屋だから飲み会は積極的に開くのかな?
→ただ、家族の笑顔を見るのが好きだから貪欲に仕事を頑張ろうかな…
=やはり家族を大切にしているんだな、自分という人間は。」
という風に周りからのイメージや意見が自らを形成し、自己概念が形成されていくのです。
時に自らが考えてない意見が来たりして、防衛することで自己概念入りしないこともあります。
無意識に自分自身が外部の声を選定していたりします。
このように外部からの声を受けて自らがつくられ、また別の行動を起こして、経験を重ねて外部からの声を受けて、自らが変わってきたりします。
これらによって、徐々に「自分」が形成されていきます。
「自分をつくる」とは自らでイメージをしていくことはできますが、過去の行動や経験を通じてつくられていくことを理解しておくとよいかと思います。
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