今回は、表題の件について少し書いてみたいと思います。
結論としては、「性善説でやるのが良い」と考えています。
あくまでも個人の見解となります。
先日、大手メーカーの営業部長様と打ち合せがありました。
多くの営業職の方が今は、「コロナウイルス」なんかを雑談とされたりしていますので、
その話になりました。
「コロナ、大変ですよね」
「本当に嫌ですよね」
「いつおさまるんでしょう」
「海外とか行けないですよね」
そんな流れから、よく「リモートワーク・テレワーク」の話になることがあります。
「御社では、どのような勤務形態ですか?」
「(私)全員リモートワーク勤務をしています。御社はどうですか?」
「私たちは、基本的には全員出社です。管理職に関しては強制で出社しています」
「(私)それは、なぜですか?」
「…。」
「(私:マズイこと聞いてしまったのか!?」
「…。」
「(私:やめようか、この話題)」
「いや、うちは、基本的にテレワークとなると、さぼっている、という考え方なんですよ」
ちーん。
このような会話がありました。
多くの企業が何となく出社させていたり、
家だとさぼるのではないか?と考えていたりすることが元凶です。
勿論、職種柄、どうしてもリモートワークで仕事をすることが無理な職種もあるとは思います。しかしながら、転職したい企業に求めるものについても「リモートワーク」が急増しています。
多くが、何となくのプロセス管理であり、成果主義ではない。
という背景があるように思います。
ここでは、この話に多く時間を割くことを割愛しますが、
会社に来て、パソコンに向かっている=仕事をしているように見える
という自己満足がこのような事態を巻き起こしており、
本来であれば、出すべき成果を出していたり、
スケジュール通りに業務が進行していれば、どこで仕事をしていても良いはずです。
しかしながら、多くの企業によって、「なんとなく出社」が起きていることを
見せつけられました。
その後の会話としては、
「(私)そうなんですね、テレワークは性善説でやらないといけないと考えています」
「…うちは、性悪説で考える企業なんです。ハハハッハ」
「(私)こんな上司だったら、大変だろうな…」
重要な点は、性善説・性悪説というよりは、
成果を出すか出さないか、という点であるとは理解していますが、
あくまでも表題の通り、性善説or性悪説で考えると…
やはり性善説です。
メンバーのことを信頼して、信用し、業務を任せる。
成果を出すためのフォローを行い、きちんと任せる。
これらを実行していくのが良いと考えます。
性悪説になると、一挙手一投足動きを把握しないといけなくなりそうです。
信じる気持ちを持って、進めていくほうが精神衛生上良いように思えます。
ただ、善でも悪でも、いずれにせよ成果と向き合って、
成果を出せている状況なのであれば、もしかしたらさぼっていてもいいのではないでしょうか。
最後は、表題とは少しずれてしまいましたが、
まずはリモートワークの成立には信頼関係構築が大切です。
互いに信頼しあって、よりよい環境で仕事が出来るように、整えていける、
そんなことに前向きな会社に就職・転職していくのが良いでしょう。
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