回答
話としては、
・会社でテレワーク勤務を行っている
・業務を遂行しているのか、メンバーに対する不信感がある
という2点についての相談でした。
結論としては、メンバーとの信頼関係構築に動いてみるということになりました。
「会社でテレワーク勤務を行っている」
まずは、彼女の仕事内容などをお伺いしました。
彼女は、ASPと呼ばれる成果報酬型の広告を管理する会社でマネジャーを行っています。
日々、広告をブログなどに出してくれるブロガーさんを集めるメンバーや管理するメンバー、その他にも広告を掲載したい企業様とのお取引をするメンバーなど多くのメンバーに対する管理・教育などを行っています。
昨今のコロナウイルス感染拡大防止のために、リモート勤務することが会社の方針で決定しました。
Tさん自身は、自分自身もブロガーであるために、
家で仕事をすることには抵抗はなく、喜んで仕事に入っていきました。
Tさんには上長である部長が当然います。
ある日、部長から「メンバー管理はどうやっているんだ?」という質問が来ました。
それに対して、Tさんは曖昧に答えることしか、出来ませんでした。
Tさん個人としては、リモート勤務することは良いと感じつつも、
メンバーマネジメントという観点ではリモートでは難しい、と感じているようです。
「業務を遂行しているのか、メンバーに対する不信感がある」
なぜ、マネジメントが難しいと感じているのか、お伺いしました。
即答で返ってきたのが、
「業務をしっかりやっているのか、物理的に見えない」ということ。
見えないがために、どう進めていくのかを検討しないといけないとは思いつつ、
見えないことが不信感につながっているようです。
ここで、「現状は結果・成果は出ているのか」について、質問をしました。
すると、「コロナ前と変わらないため、よくも悪くも…」という回答。
ここで、さらにお伺いさせていただきました。
コロナ前は、どのようにマネジメントしていたのでしょうか?
コロナ前は、なぜ不信感がなく、信頼出来ていると思っていたのでしょうか?
コロナ前は、業務遂行度合いをどのように確認していたのでしょうか?
これらに対して、「言われてみれば…」と、
何となくマネジメントを行い、
目の前でパソコンに向かっているため信頼していたり、
業務度合いは口頭で都度確認していたことが分かったようです。
これらをリモート上でどのようにやるのか?を考えていく、
その前に前提となる信頼関係を構築していってみる、ということで話が終了しました。
このように、「なんとなくリモートだと…」と感じている管理職は多くいらっしゃいます。
コロナ前はどうだったか?を自ら考えることでヒントが見つかるかもしれません。
まずは、自らが何に悩んでいるのか書き出してみて、
過去を振り返ってみることをお奨めします。
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