回答
話としては、
・数年以内に子どもが欲しいと考えている
・会社の状況・自分の状況として、考えるのが厳しい状況
という2点についての相談でした。
結論としては、自らで決断をしていくということになりました。
「数年以内に子どもが欲しいと考えている」
まずは、仕事の状況についてお伺いしました。
彼女は、転職して1年ほどの広告制作会社の営業職。
日々、営業職として顧客開拓業務をされています。
見込顧客のリストアップから、アポ獲得、商談、見積もり提示、
契約まで一貫して対応しています。
営業活動としては、会社が無名ためか、難しく、
日々上長や先輩と改善をしながら活動をされています。
前職は、自動車のディーラーであったため、
広告制作業務における専門知識なども多く、
それらを覚えながら行っているものの前から興味のあった「広告業界」に携われること、
さらには営業活動自体も難しいながらもやりがいを感じて仕事をされています。
商談のアポイント獲得が出来ると、上長と相談しながら、
企画書を作成したり、商談にも同席していただいたり、
自身の能力があがっていっている実感を感じることが出来、
やりがいも感じながら仕事をしているようです。
年齢は30歳を迎え、
今年32歳になるとのことで、
結婚も5年目を迎えていることから妊娠も望んでいる状況だそうです。
「会社の状況・自分の状況として、考えるのが厳しい状況」
上記の充実した社会人人生を歩んでいますが、
何やら雲行きが怪しいので、真意などをお伺いしました。
彼女の勤めている会社が赤字が続いているようで、
企業経営としてあまり芳しくない状況であるようで、
先日代表である社長からそのような通達があったようです。
さらには、自身のことを考えても、まだ独り立ちは出来ておらず、
上長のサポートがないと提案などに行かせてもらえる状況ではないようです。
これら、会社・自分・自分のプライベートに挟まれて、
どうしようか思い悩んでしまっている様子でした。
それらに対して、お話させていただいたのは以下の内容です。
人生は決断の連続であるため、
最終的には自分で決断をしていかないといけないということ。
会社の状況が芳しくないということに対して、
自らが出来ることはどんなことなのかを考えてみる。
自分の営業成果を出すために必要なことは、どのような状況なのかを
きちんと考えたり、
独り立ちできる基準などをきちんと上長と話し合ってみる。
自分のプライベートは、タイミングとしてどれくらいが良いのか
ご家庭できちんと話し合ってみる。
いずれも、難しい選択になる可能性はあるのですが、
その中でも何が優先順位が高いのかをきちんと自身で考えてみる。
これらをお話させていただきました。
突き放しているわけではありません。
自分で選択肢をきちんと整理して選んでいく他ありません。
すると、Tさんはきちんと家族や会社の人と話してみる、
ということで今回の相談を終えました。
今回のケースでは、色々な決断が迫られているようで
気持ちの面でいっぱいいっぱいになられていました。
何を優先するのか、はやはり人によって違いますし、
人生における仕事の位置づけやプライベートの位置づけも人により異なります。
人と同じでなくても良いのです。
自らきちんと考えて、決断をしていくことをお奨めしています。
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