今回は、表題の件について相談を受けたので
書いていきたいと思います。
「なんで転職したいって感じるんだろう…？」
答えは、ずばり『それは、答えがありません』です。
人によって違うため、そればかりは「なぜ」に明確な回答は
ありません。
しかし多くは、
考えるキッカケとなった出来事が何かしらあるのではないでしょうか？
・現職の仕事でやりたいと思っていたことが達成された
・人間関係がうまくいっていない
・会社方針が納得いかない決断が続いている
・新たに興味が強い業界が、雑誌を見ていて閃いた
等々
例え、キッカケが前向きな事だとしても
現状への不満などから形成されることが多くあるように思います。
裏を返せば、その不満の逆が「今、自分が求めていること」に当たる可能性もあります。
しかしながら、その1点の決断をする前に以下について
少し考えてみてください。
①現職の良いところは何ですか？
②誰かの声や比較しての意見ではないか？
③会社が変われば解決する問題なのか？
①現職の良いところは何ですか？
やはり目の前の不満が大きい際には、見えなくなってしまうことが多いのですが
現職にも良いところはあるはずです。それらをきちんと整理して
その良い点と、これから求めていることをきちんと比べてみましょう。
②誰かの声や比較しての意見ではないか？
誰かの声であったり、誰かと比べての比較論である場合には注意が必要です。
自分軸ではなく、「～さんが言っているから」「～さんの会社と比べて」
というように周りと比較しての不満であると、その「誰か」の意見に
左右されてしまいます。
③会社が変われば解決する問題なのか？
環境が原因なのか、自分自身に問題はないのか？自分の能力で解決できないのか？
という視点は持った方が良いでしょう。
それが自分ではなく、会社に問題がある、と自分として結論ずけられるようでしたら
良いかと思います。
また、待遇関連がキッカケとなったのであれば、
業界の特徴や業界の成長性なども関係してくると思いますので
「転職する」を決断する前に調べてみる必要はあると思います。
これら、何かしらの要因により「転職したいと感じる」というケースと
その決断前に気にすることを少し書かせていただきましたが、
やはり最も重要なのは「自分がどう在りたいか」です。
違う言い方をすると
「自分はどんな思いで仕事していきたいのか」
「自分はどんなことをしていたいか」
「自分はどんな仕事で何を達成したいのか」
ということです。
それらを先に考えることで、その道に自分がいるのかどうかを確認する、
という視点で将来を考えていくことをお奨めします。
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