相談者の声

【相談】Tさん30代女性「自分の得意分野がわからないです」

Tさん30代女性
Tさん30代女性
Webディレクターとして業務をしているのですが、自分の得意分野がわかりません。得意分野を明確にして転職も検討したいと考えています。

回答

話としては、
・Webディレクターをしているが、得意分野がわからない
・得意分野を明確にして転職活動をしたい
という2点についての相談でした。

結論としては、自己分析をしてみるということになりました。

「Webディレクターをしているが、得意分野がわからない」

まずは、Tさんの仕事内容についてお伺いしました。
彼女はD2Cと呼ばれる自社で製作した商品を直接顧客に
販売するサービスのWebディレクターをしています。

日々、自社商材を売り出すためのLPと呼ばれるWebページを
制作する業務を行っています。

業務は多岐に渡り、Webサイトの構成を考える業務から
写真撮影、文章のライティング、外部制作デザイナーとの調整、
さらには広告出稿やSNS運用など多くのことに関わっています。

時には商品開発の改善点をあげるMTGを主催したりするなど
多くのことに携わっています。

自社商品の上流から顧客に提供するところまで多くに
関われることには大変やりがいを感じているようですが、
あまりにも業務が多岐に渡るために、自分が何を得意にしているのか?
がわからなくなっているようでした。

得意分野が明確にわかる必要性もある場合とない場合がありますが、
本人としては、そこは分かるようになっていきたい、と考えている様子です。

「得意分野を明確にして転職活動をしたい」

上述の話の続きになりますが、得意分野を明確にするために、
以下について話をさせていただきました。

色々な業務の組み合わせで成果を出しているのであれば、
その組み合わせを自ら対応できることに強みがあるかもしれません。
また、外の意見から強みや得意分野が抽出されることが多いため、
マーケットであるお客様や上長などの評価を元に考えてみるのも
良いかもしれません。

しかしながら、上長もそのような1業務をほめたり、評価したり
してくれるようなタイプではないようで、顧客からは
具体的な点を指摘されるわけではないため、いまいちわからないようでした。
但し、組み合わせで成果を出すことなどは納得感があるようで、
少し自分の得意分野になりうるかもしれない、とおっしゃっていました。
1業務だけを得意分野にしないといけない、という固定概念が
多少あったことも原因のようです。

後は、最終的には自己分析を勧めさせていただきました。

具体的には、自らの業務内容とその業務内容で導き出される成果、
というのを書き出してみることです。
その成果というのが明確に書けるものは、得意分野になる可能性が
ある項目であるためです。

このように自身の「得意分野」というのは自分で気づくのは
少々難しいと考えられます。
しかしながら、冷静に自分の行っている業務や成果を考えてみることで
自分として納得がいく得意分野が導き出されるケースもあると思います。

まずは、自らの現状把握を行い、自分なりに自分を分析してから
その得意分野を活かすための転職、ということを考えてみるのも
お奨めです。

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