相談者の声

【相談】Yさん20代男性「なかなかやりたいことをさせてもらえない」

Yさん20代男性
Yさん20代男性
営業職であるが、デザインやディレクションにも興味がある。自ら情報を取りに行っているが、なかなかやらせてもらえない

回答

話としては、
・現在は営業職であるが、他職種にも興味がある
・自ら行動しているのに、なかなかやらせてもらえない
という2点の相談でした。

結論から言いますと、今の業務に集中をする、ということになりました。

「現在は営業職であるが、他職種にも興味がある」


まずは、現在の仕事内容と他職種にも興味が出てきた経緯についてお伺いしました。

彼は営業職として、
自社の月額プランを問い合わせから契約に導く業務を行っているようです。
日々の問い合わせや自社資料請求いただいた顧客に対して、お電話やメールを送付する業務。

その仕事を行っている中で、Webサイトのデザイン改善や、資料請求の数を増やすことを
した方が良いと思い、その専門職の方に対して意見をしているが、自らも手を動かして作業をしたくなっているようです。
その中で「専門職」というのもにも興味が出てきているようでした。

この話を伺った時に、お伝えしたのは2点でした。
1つ目は、
「日々の営業活動の中での改善点を他職種に共有することは素晴らしいということ」
顧客に近い場所にいるわけですから、日々感じていることをお知らせして一緒に業務することは素晴らしいと感じたので、その感情をお知らせしています。
2つ目は、
「専門職として興味を持ったというのは、また別の話であること」
他職種に興味が湧いてくるのは、何も悪いことではありませんが、自分の業務がある中で
そちらの「違う職種」への興味が勝ってしまい、日々の業務活動が後手にまわってしまうようなことは支離滅裂だということはお知らせをしています。

ご本人とお話ししていると、専門職としての興味はあるものの、好奇心から動いていることも多いようでした。
今後の職種変更も考えながら、作業自体は専門職に任せた方が良いかもしれない、という彼なりの答えを出されました。

「自ら行動しているのに、なかなかやらせてもらえない」

こちらもその「行動」についてお伺いしました。

彼の言っている行動とは「きちんとした営業行動」というものでした。
自ら情報を社内で取りに行ったり、社外の情報を配っているのに、実際にほかの業務を
中々やらせてもらえないとのこと。

上長と直接お話しているわけではないので、上長の本来の意図はわかりません。
ですが、もしかしたらその「行動」によって、相談者本人の業務活動が阻害されたり、
まだ現時点で相談者の業務である「営業活動」をしっかり行えてないなど感じている可能性があります。

そのことを相談者にお知らせしました。

すると、
上長から課されていている目標は、おおよそ80-90%で終わることが多いようでした。
まずはその目標を達成してからいろいろと意見を言った方が良い、ということで、
ご本人自身が自問自答されていらっしゃいました。

このような「何かの感情」が出てきた背景には、
自分に問題があることも多いですし、就業環境に問題があることも多いです。
すぐに一瞬の気持ちで転職活動などをしてみるのも手ですが、
一旦立ち止まって立ち位置や自らのやっている業務などを見つめなおしてみるのも
大切ではないでしょうか。

少し先を事を検討してみて、他職種が希望でしたら他職種への異動願いや
他社を考えるのももちろん選択肢としてはあると思います。

まずは、問題をきちんと捉えることをお奨めします。

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