キャリアの考え方

自分なりの基準を持つ重要性

今回は、「自分なりの基準を持つ重要性」について簡単に書きたいと思います。

職務経歴書などでは、会社内の基準をきちんと明記することで基準を見た方にお知らせすることが出来る、という内容を以前書かせていただきました。

それはもちろん重要で、自身の成果がどれくらい良い成果なのか、をきちんとお知らせしないと伝わらないものです。
その意味での「基準」ではなく、今回については「すべてを比較しないで良い」という意味での基準のお話です。

近年、SNSやネットニュースはリアルタイムかつ1日何度も更新され、
多くの情報が個人の移動する先々でもスマホから入手することが出来るように
なりました。
これにより、沢山の情報がいつでも好きな時に得られるようになると同時に
各時の活躍もすぐに目に入るようになりました。

良い意味で捉えると、多くの方の現状を把握しやすくなることで
刺激を貰い、自分も頑張ろうと思えるような日常になってきています。

悪い意味で捉えると、過度なアピール合戦や必要以上にマウンティングが
横行しています。マウンティングとは、「自分の方がすごい」というのを
押し付けることで、自身の成果をさらに凄いように魅せて順列を必要以上に
付けてしまう行為とさせていただきます。

このような「悪い意味」で捉えてしまう方が多くいらっしゃるのを目にします。

自分は、全然ダメなのではないか。
自分は、幸せではないのではないか。
自分の仕事は、間違っているのではないか。
自分は、周りから置いてけぼりにされているのではないか。

これら、一理ある場合もあることを前提に、
過度に意識する必要はないかと思います。

その方にとっての最適な幸せの方法や成功の方法があります。
たとえ、周りの方にとっても小さなことがその方の大きな幸せであったり、
大金を稼ぐことのみが成功、というわけではありません。

その意味で自分の中に基準を持った方が気持ちの面でも
実務の面でもラクになります。

これは、会社内で立てている目標などを軽視しましょう、ということではなく
周りが決めた基準を満たしているかどうかでは、自身の幸せなどは図れない、
ということを指しています。

まず、自身がどんな時に喜び・感動を得るのかをきちんと理解していきましょう。
勿論、目標を立てることは大切です。
目標があるからこそ、成功を感じたり、喜びを感じたり、ときに幸せを感じるはずです。

その方個人の気持ちはその方が一番知っているのは間違いありません。
そんな「自分を知ること」を通じて、その延長に転職活動や就職活動を
捉える方が、実際にもうまくいくのではないか、と多くの相談を受けていて感じています。

自分なりの基準は誰かに披露しないといけないものではありませんし、
自身の中で意識する、にとどめておくことも、もちろん自由です。

基準があれば、過度に周りに左右されて感情を揺らされたり、
方向がわからなくなることはなくなっていきます。
社会や会社での主人公は自分であることは、間違いがありません。

今一度、自身のことを見つめなおし、自分なりの基準、目標などを
設定することで自身の人生を彩っていくものにしてけたら良いのではないかと
思います。

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