以前、自らの希望年収をについての考え方の記事を書きました。
お蔭様でその記事は多くの方に見ていただくことが出来ました。
今回は、別の観点で「家庭状況の把握」という観点で詳細を書いてみたいと思います。
以下のような項目で家庭状況を考えてみてください。
・家族(祖父母・父母・兄弟姉妹・親戚・配偶者・子ども)の健康や経済の状態
・期待できる支援の程度
・今後起こることが予想されるイベント
・自宅のある場所・交通手段
・家柄とそれに対するこだわり
・家業継承の義務
・家訓・遺言
家族(祖父母・父母・兄弟姉妹・親戚・配偶者・子ども)の健康や経済の状態
多くの方が自分に家族がいると思います。
その家族の健康や経済状態を考えてみましょう。
あまり良い例ではないのですが、例えば、
祖父母はご健康ですか？年金生活ですか？その介護や支援はどの程度必要ですか？
ご両親は今現在働かれていますか？介護などはいつ始まる予定ですか？
それは、自らがどのようにやるご予定ですか？
親戚で問題を抱えている方はいますか？
ご結婚はされていますか？扶養に入っていますか？
お子さんはいらっしゃいますか？
いらっしゃるのであればお年はおいくつで、これからどんな教育資金が必要ですか？
また、ご健康ですか？
期待できる支援の程度
今後生活をしていく上でご両親など家族からの資金的な援助、生活に対する支援はありますか？
それとも、特に生活支援はない形ですか？
今後起こることが予想されるイベント
例えばご自身に結婚の予定はありますか？
結婚指輪は購入予定ですか？
それら結婚資金は貯めていますか？
ハネムーン旅行の計画などはありますか？
お子さんが生まれる予定はありますか？それに際する準備は出来ていますか？
配偶者様に転職の予定や就業予定はありますか？
自宅のある場所・交通手段
ご自宅は賃貸ですか？契約更新する予定ですか？
持ち家ですか？そこは引っ越す予定は今後ありませんか？
自宅から駅は徒歩圏内ですか？バス移動ですか？
ご実家は遠方ですか？戻らないといけない予定などはありますか？それはいつ頃ですか？
家柄とそれに対するこだわり
お家柄の特徴はありますか？
ご両親や親戚から求められていることはありますか？
ご自身は長男？長女？兄弟関係はどうですか？
家業継承の義務
ご実家は商売をされていたりしますか？それを継ぐ必要性はどれくらいですか？
その商売はご実家に戻らないとできないことですか？
それとも、移転などをして近くで継承できることですか？
それらをご家族と話し合いしていますか？
家訓・遺言
大切にされている家訓はありますか？
それは今後も継承するために必要なものはありますか？
遺言として継がれていることなどはありますか？
最近も話題に出た誰かの遺言はありますか？
これらすべてとは言いません。
上記の質問に少しずつ答えることで自らの家庭状況が見えてきます。
これらについては、ついついコスト・収入面のみになってしまいがちですが、コスト面のみならず精神的に苦労するもの、逆に精神的にラクになっていくものなど「心」についての事も考えていけると良いと思います。
また、それらを自らのみで抱え込まず、大切な方とシェアしてみることで自らが考えている情報の精度も確認できることに繋がります。
こちらでも大切なのは「これから」という将来を考えてみることです。
何が待っているから、今何をする必要があるのか。
逆算して自分で自分の見通しを立てていきましょう。
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