以前、成功体験を振り返ってみることの重要性について書きました。
今回は逆に失敗体験を振り返ってみることの重要性について書きたいと思います。
失敗体験を振り返る重要性は、自らが「失敗」についてどのように考えているのか
「失敗」を通して何を得てそれを糧にどのように過ごしていこうと思っているのか、
を気づくことです。
どのように振り返れば良いかというと、以下のような項目を考えてみてください。
・失敗を通して学んだこと、失敗から学ぼうとする姿勢
・不足していた能力
・弱点を克服すべくどんな努力をしたか、現在どんな努力をしているか
・不足している能力をカバーするために、何を気を付けて仕事をしているか、
どんな危機管理をしているか
・同じ失敗を繰り返さないために、どんな教訓を得たか
Contents
失敗を通して学んだこと、失敗から学ぼうとする姿勢
まずどのような失敗をしましたか?
その失敗をしたときに何を思いましたか?
事前準備?実行スピード?納期設定?成功イメージ?
その失敗から「次はこうしよう」と思ったことはありませんでしたか?
どんな学びを得ましたか?
不足していた能力
その失敗は何があれば失敗しなかったと考えていますか?
自らのスキルや経験でカバーできたことですか?
それとも外部環境が要因ですか?
外部環境であれば、外部環境の把握はどれくらいできていましたか?
弱点を克服すべくどんな努力をしたか、現在どんな努力をしているか
その失敗を経験して、今現在はどのように仕事をしていますか?
それは改善されましたか?
改善されるにはどうなったら「改善」と言えますか?
不足している能力をカバーするために、何を気を付けて仕事をしているか、どんな危機管理をしているか
その失敗が自身の能力によって改善されるとして、その能力向上に
努めている中で、それをどのようにカバーしようと思っていますか?
意識の問題ですか?
行動の問題ですか?
社内の問題ですか?
社外の問題ですか?
それら「失敗」が目の前に来た時に、来ないようにどのような危機管理を
しようとしていますか?
同じ失敗を繰り返さないために、どんな教訓を得たか
同じ「失敗」をしないように何を学びましたか?
同様の「失敗」は何度も起こっていますか?
同様の「失敗」は一度限りでしたか?
それらはなぜ起こっていますか?起こっていませんか?
まとめ
これらは「失敗から何を得ているのか」という自分なりの振り返りとなります。
面接などを通じて企業は成功よりも「失敗」について気になることは多々あります。
失敗をしてきているのか、というのは「チャレンジしてきているのか」という見方を
される面接官や雇用主も多数いらっしゃいます。
失敗すること自体は悪くありません。
それを通じて何を得て改善してきたのか、ということの方が重要です。
「失敗」という言葉が難しければ「チャレンジ」ということでも構いません。
「何が難しかったか」という考え方でも構いません。
成功から考えるか、失敗から考えるかは人それぞれですが、片方が出ると
片方も出てきやすくなりますので考えやすい方からアプローチしてみても
良いと思います。
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