キャリアの考え方

興味を持てる職種を見つけるための手掛かり

以前、転職において業界・業種をどのように絞っていくのかについて書きました。
今回は職種について書いてみたいと思います。

近年、業種に限らず職種も「好きなことをやる」という論調があります。
それに関して反対意見はなく、全くもってその通りだと思います。

但し、「これからやることを好きになる」「やっていることを好きになる」
というアプローチもあるとは思っています。

いずれも「興味」というキーワードで考えていくことをお奨めしています。
もちろん、好き嫌いと得意不得意で言うと、得意不得意を仕事にした方が円滑になるとは思いますが、まっさらの状態で考えていくには「興味」というのは良いアプローチだと考えています。

ここでは「仕事の内容や目的に関する興味」を考えるとします。

主には…

・人を管理・指導する仕事
・定型的・慣習的な仕事
・技術的・実用的な仕事
・科学的・研究的な仕事
・創造的・芸術的な仕事
・社会貢献・福祉的な仕事

大きく6パターンに職種は分かれると言われています。

これらでピンとくるものがあれば、それで職種は絞られていきます。

それでもピンとくるものがなければ「興味」というアプローチとして、
少し具体的に考えていければと思っています。

・多くの時間を割いて取り組んだこと
・集中して取り組んだこと、夢中になれること
・頻繁に思い出すこと
・つい気になってしまうこと
・よく読む本、よく見る映画、よく聴く音楽
・頻繁に行く場所
・自由な時間にしていること、したいこと

これらであれば、少し具体的に考えられるのではないでしょうか。
自らの趣味や特技、自由時間の過ごし方などを書き出してみてはいかがでしょうか。

書き出してみると共有の何かがあるかもしれません。

それはもしかしたら「興味の手掛かり」となり
「仕事の内容や目的に関する興味」に繋がり、興味ある職種が見えてくるかもしれません。

人は生まれてきて五感で感じたものしか記憶に残りません。
自らの人生経験を元に振り返ってみることをお奨めします。

きっと、何かしらの今後の方向性になりうる「興味」が出てくるかもしれません。

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