回答
話としては
・四半期に1度の評価を受けたくない
・評価されない環境に行きたい
という2点の相談でした。
結論から言いますと「同じ会社で契約社員への転換を打診する」ことになりました。
「四半期に1度の評価を受けたくない」
「評価・査定が嫌」という声は後を絶ちません。
個々人の成長と会社の成長はある程度リンクするものですから、会社組織にいると、特に正社員の方は「評価」が存在します。
会社によっては上長から
「~は良い。~は改善を。」と学校のように評価を受けることもあります。
まずは、その気持ちに至った経緯についてお伺いしていきました。
すると、
「今までは半年に1回の評価が3ヵ月毎になった」
「毎回同じ評価を受けているので、やる気がなくなってくる」
とのことでした。
以前は、半年サイクルで目標やミッションを見直して仕事をしていたのがマーケットにおける会社立ち位置の変化により、スピード感を求められるため、四半期毎になったとのこと。
これはよくあることだと思います。
最適なサイクルは?という話はここでは避けますが、
これを「半年に戻しましょう」と提案することもできますが、すぐには出来なそうだというのを共通認識で持てました。
また、同じ評価が続いている点も自分も認識はしているようですが、それを毎回指摘されることが「嫌」なようでした。
「評価されない環境に行きたい」
評価されない環境とはどんな環境だと考えているのかをお伺いして
いきました。
それは、「上長から一方的に評価される環境」とのことでした。
マーケットと呼ばれる顧客からの「評価される」は真摯に受け止めて仕事をしているようでした。
仕事には、評価がついてまわります。
但し、見方を変えて「本当に何も上司から評価されない環境がいいのか?」という逆を考えてみるように話しました。それでもOKとのことでした。
360度評価という上長も部下が評価をする…という選択肢もありますが、それを会社に提案するか、実行している会社に転職するか、という2択は少しハードルが高いようでした。
では雇用形態という観点で考えてみると、契約社員には評価がないとのこと。
契約社員になることで年収DOWNが発生します。
それでも良いのか?を考えてもらったところ、「良い」との回答。
仕事内容自体は、楽しいので評価自体がなくなれば良い。というのがハッキリと決まっているようでした。
このような展開は極端な話に感じるかもしれません。
ですが、実によくあることです。
ご本人が気にする点というのは本当に人によって違います。
一方で満足する点もあるはずです。
不満が因数分解されていくことで自ら活路を見いだすことも沢山あります。
質問により、気づいていく形です。
ほどなくして、この方は会社に契約社員の打診をし、契約社員として再度同じ会社でスタートをされたようでした。
ご本人は年収DOWNを受け入れ、楽しく働いているようです。
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