相談者の声

【相談】Iさん20代男性「これからの自分にどの職種が向いているか、わからない」

Iさん20代男性
Iさん20代男性
現在はWebディレクターをしているが、以前はエンジニアだった。企画営業職も兼務していて今後自分がどんな職種をしているか迷っている

回答

話としては、
・現在はWebディレクターをしていて、企画営業職も兼務している
・今後どのような職種が良いのか考えている
という2点についての相談でした。

結論としては、転職はせず現在の会社で「得意な事を見つける」ということになりました。

「現在はWebディレクターをしていて、企画営業職も兼務している」

現職でのジョブチェンジについて話をお伺いしました。

最初はエンジニアでキャリアをスタート。
しかしながら、不向きを周りの先輩や上司から指摘され、自身もそれには共感していたところ、社内でWebディレクター不足の状況があったので、会社の移行でジョブチェンジをしたそう。
WebディレクターはWebデザイナーや必要に応じてエンジニアとコミュニケーションをとりながら仕事をする必要があるので、前の経験が活きているようです。

さらに、営業職の素養があると上長から言われ、Webディレクターをしながら営業としてのアプローチや商談なども少し行っているようでした。

色々なことをさせていただけていることに感謝はしながらも、自分はこのままでいいのか?というのを少し感じているようです。

「現在が楽しく仕事も出来ているのであれば良いのでは?」とさらにお伺いすると、実は彼女との同棲を控えているようでした。

彼女は現在パートタイム勤務ということで、彼氏に稼ぐことを求めてくる様子。
だからこそ、今後このままで良いのか、中途半端にならないかを考えだしているようでした。

今回も、背景には人生の節目である「同棲」というキッカケが大きいように感じました。
節目節目で今後を考えるのはいたって普通のことです。
現職の状況×自分の生活環境の変化が彼に不安を与えているのは間違いないようでした。

 

「今後どのような職種が良いのか考えている」

こちらについては以前、少し記事を書きました。

興味を持てる職種を見つけるための手掛かり
自らはそもそも何に興味があるのか?を理論から考える。

彼自身は色々な職種を経験してきているようで、それ自体は良い経験になっていると
感じているようでした。
ゼネラリストと呼ばれるいろいろな業務を把握して事業やサービスを推進するポジションへの憧れもあるようで、そこには向かっているように感じているようです。

但し、彼はまだ社会人経験が5年ということであり、どの職種も2年ほどの経験。
決して「得意」と呼べる状態ではないのを気にしていました。

ゼネラリストになる方も1つの職種が長かった経験や、「これは得意」というのを
持っている方が多いです。
それを説明すると、「自分の得意なもの・強みを創りたい」と彼の中で何か目標が
明確になっていきました。

日々の忙しさに捕らわれ、近視眼的になっているようで「何か能力をつけたい」という
目標がついたことでそれを見つけてから、再度転職なり、ジョブチェンジなどを考えていく、という方向になりました。

彼の中ではスッキリした様子で、表情明るく相談を終えました。

このように会社都合でいろいろな職種を経験される方が多くいらっしゃいます。
その職種を担当する中で自身が何を得意としているか、何が楽しいと感じるか、日々の業務の中にヒントはあるはずですから、考えてみるのをお奨めします。

きっと日常を振り返ることで新たな一歩が踏み出せるかもしれません。

オススメ転職サイトや転職エージェントに無料登録してみたい方へ転職ナニカラのオススメ転職サイト記事へ