キャリアの考え方

自らの「転機」から今後の人生を考えてみる。というシュロスバーグ理論

転職先やこれからの人生を考える際に自らの「転機」を振り返って考えを深めていく理論もあります。それを提唱していたのがシュロスバーグの理論です。

今回は、シュロスバーグの述べる「転機」の理論について、簡潔に伝えられればと思います。

ある出来事が起こることを「イベント」
期待していた結果が起こらないことを「ノンイベント」
とし、それらイベントが発生したのかどうかを自ら振り返る考え方です。

転機によっておこる変化は大きく4つあります。

「役割」
人生の役割のうち、どれがなくなるか、または大きく変化するか
「関係」
大切な方との関係が強まったり、薄れたりする
「日常生活」
物事をいつ、どのように行うかが変化する
「自分自身に対する見方」
自己概念が影響を受ける

これら「役割」「関係」「日常生活」「自分自身に対する見方」を考えながら、
自らの「転機」を振り返ってみます。

転機をコントロールする4Sというのも提唱されています。

「状況」(Situation)
この状況は予測されていたのか/状況はプラスかマイナスか/タイミングは良いか悪いか
「自己」(Self)
立ち向かう方か圧倒される方か/コントロールできると思うか/スキルを持っているか
「支援」(Supports)
支援を得る友人・家族がいるか/資金・資源を持っているか
「戦略」(Strategies)
いろいろな戦略を使っているか/転機の意味を変えようと試みたか

その時の状況を考え、
その時に自分はどんな展望を抱いていたのかなどを考え、
その時に支援してくれる友人や家族がいたのかを考え、
その時の戦略として転機が起きた時にどんな実行をしたのか。
これら4Sを自らの転機の時にどういう状況だったかを深く理解していく形です。

過去の転機を振り返ることで重要なのは、自らを客観的に考えてもらうことにあります。

自らの転機はいつだったでしょうか?
それに対して、起こった変化は4つのうち、どんなことでしたか?
そして、その転機はどのように乗り越えたのでしょうか?

自らの過去起こった出来事を思い出してみましょう。
もしかしたら、それは「新卒入社時」かもしれませんし、「新卒入社時に上司から言われた言葉」かもしれません。
もしかしたら、「新しいパートナー(お付き合いする方)が見つかった時」かもしれませんしれませんし、「パートナーとお別れした時」かもしれません。

振り返ることでその転機からの「成功体験」や「モチベーション維持」はどうしていたのか?などを考えることで自らの大切にしていることなどを見いだすことも可能です。

但し、本人の精神状態(急に失業)などによっては、冷静に考えられないこともありますし、転機を無理して思い出すのが辛い人生を送ってきた可能性もありますので、必ずしも「転機を考える」が使える理論ではないとも言えます。

「過去から自らは構成されている」というのは事実ですが、過去のどこから考えるかわからないときは、「転機」を考えてみてそこを起点に自らの考えを深くしていく方法論の紹介でした。

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