回答
話としては、
・他社の同世代を見ると焦ってしまう
・考えすぎて、業務に支障が出てしまうことがある
という2点についての相談でした。
結論としては、他者に引っ張られる思考をまずは理解するということになりました。
他社の同世代を見ると焦ってしまう
まずは、彼の仕事内容についてお伺いしました。
彼は自社Webサービスのディレクターをされています。
ディレクターをまとめるリーダーもされていて、自社サービスのWebサイトをつくるときに決定をしたりスケジュールの進行管理などもされているようです。
リーダー職として、自身では周りや上長などからの信頼も感じており、
自らが考えた案が採用されることも多いため、やりがいを感じているようです。
しかしながら、表題の通り、焦ってしまうことが多いようです。
どんな時に焦るのか?ということをお伺いしました。
上長からプレッシャーをかけられているわけではないのですが、プレッシャーを感じたり、
会社を離れて友人に会って話を聞いていると、このままで良いのか…と焦ったりしてしまうようです。
会社で感じるプレッシャーというのは、数字責任もある程度追っているため、
その意味でプレッシャーを感じるようで、大なり小なりはあるものの、それについては問題は内容に感じますが、過度に感じているようであれば、それは問題です。
また、友人とはどのような話をしているのでしょうか?
すると、基本的には世間話、とのこと。
世間話から自分が知らない話が出て来ると、感心すると同時に「自分はこれでいいのか?」と感じてしまうようです。
これは、典型的な自己肯定感の低さから来ているように感じました。
考えすぎて、業務に支障が出てしまうことがある
これらを考え続けると、答えが出ないため、さらに悩んでしまい、業務にも支障が出るとのことでした。
ここで、1意見として、以下についてお伝えさせていただきました。
ある程度のプレッシャーを業務中に感じることはあると思います。
売上などの数字、納期などに間に合うかのドキドキ、納品した後の顧客の反応、
Webサイトがリリースされた後に安定的に運営できるのか。
これらは、恐らく誰もが感じる、ある意味で必要なプレッシャーや緊張感だと思います。
しかしながら、今感じているのは「自分が考えすぎている」ということもあるかもしれません。
そもそも現状のOさんでも十二分に仕事が出来ていて、それを自らが認めることが出来ていないため、周りが良く見えるのかもしれません。
勿論、断定はできませんので1つの考え方としてお話させていただきました。
すると、自身としても自己肯定感が低いことは感じていたようでした。
まずは、他者ではなく自分にきちんと軸をおいていってみる、ということで
今回のご相談を一度終えました。
このように過度にプレッシャーを感じる方というのは、傾向があります。
1つのことではなく、多くのことにプレッシャーを感じている場合は、過度に感じている可能性もあります。
以前の記事でも触れましたが、「どうありたいか?」「どうしたのか?」を考えていくことで徐々に他者ではなく、自分に軸をおいていくのが良いのではないか?と思います。
まずは、自らが「なぜ」考えているのかを明らかにしていくことをお奨めします。
もしかしたら、今回お伺いできなかった原体験などが潜んでいるかもしれません。
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