キャリア・プランニング・プロセスとは、キャリア形成を図る際の論理的な手順です。
自分自身のキャリア形成を考える際の指針となるものであり、
キャリア形成を考える際の手順です。
キャリアカウンセラーはこのような手順を学んでいますが、
求職者側もステップとして意識しても良いと考えています。
以下の通りです。
ステップ1:意思決定の必要性の自覚
ステップ2:自己の再評価
ステップ3:職業・仕事の特定
ステップ4:選択肢に関する情報収集
ステップ5:仮決定
ステップ6:教育・訓練
ステップ7:就職・異動
今回は、このうちの「選択肢に関する情報収集」について書きたいと思います。
前回、ステップ3にて自分自身に対する選択肢をいくつかあげたり、
転職エージェントや転職サイトにて選択肢を広げる話を書きました。
今回は、その選択肢に関する情報収集を行っていく方法について
書きたいと思います。
情報源としては、以下のようなものがあげられます。
人材ニーズ調査
転職サイトが定期的に出すプレスリリースによるアンケート調査
転職サイトに掲載されている職業による求人量
職業関連情報を提供するWebサイトの利用
転職サイトが書いている記事やコラム
キュリエーションサイトと呼ばれる多くのニュースを集めるアプリなどで「転職」「キャリア」などのジャンルを眺めているだけで、多くの職業関連情報を得ることができます。記事の多い業種や職種は需要が高いことがわかります。
情報収集のインタビュー
実際にその職業や仕事に就職されている方を探して実際の生の声を聞く
例えば…
「もっとも典型的な1日の行動パターン」
「その職業に就くために必要な学歴や経験」
「それらを得るためにやるべきこと」
「やりがいを感じる点」
「満足を感じる点」
「不満を感じる点」
「今後、その仕事でどんな変化が予測されるのか」
「異動などはあるものなのか、昇進などは何が評価されてするのか」
「仕事をしていく上での懸念点」
などを聞いてみましょう。
その他、さまざまな資料やインターネットによる情報収集
知りたい情報は、Googleなどの検索バーで「~とは?」「~ どんな仕事」などで検索をしてみるとその職業・業種が何を行うのか、情報を得られます。現代では人に聞くことに追加して、検索を上手に行うことが出来るか、など情報をどのように得るか、で大きく差がついてきます。
このように選択肢に対して比較検討できるように各職業や業種に対して
同じ項目で情報をあげていくことが大切です。
勤務地・年収・仕事内容・求められる経験・能力…
まずは現実をきちんと把握をして、自身の期待値や能力との差を
少しずつ埋めていくことでその後の選択肢からの決断に進むための
準備をすることができます。
まずは、「知る」ということが大切です。
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