回答
話としては、
・女性にとって働きにくい環境にいる
・将来を考えると、大手で働いた方が良いと考えている
いう2点についての相談でした。
結論としては、転職を検討してみるということになりました。
「女性にとって働きにくい環境にいる」
まずは彼女がどのような仕事をされているのかお伺いしました。
彼女は総務部で社内の情報システム関連のお仕事をされていました。
社員によって変わるアカウント権限などの整理や整備をして、必要に応じて各種更新作業などをされているようです。
しかし、総務部には経理や人事などの仕事を少人数でやっている関係でたびたび自分の業務以外を手伝わないといけない状況になるようです。
特に経理業務の月末月初に関しては、残業が多くなり彼女自身は女性にとって働きにくい環境だと感じているようでした。
彼女の指す「女性にとって」というのはどのような意味なのでしょうか。
何か、勘違いをしているかもしれません。
彼女曰く、不規則な体調の変化に勤務形態が対応できる…というニュアンスのようです。
総務部長が男性だということもあり、あまりその辺の理解がされないようでした。
その意味では、月末月初の話というよりは、会社のルールもしくは、男性上司の理解に問題があるのかもしれません。
「将来を考えると、大手で働いた方が良いと考えている」
こちらについても、彼女の考える「将来」、なぜ大手だと感じているのかをお伺いしました。
彼女は将来的にはご結婚をし、お子さんが出来ても働きたいと思っているようです。
そのような産休・育休などの会社独自制度がしっかりしているところが希望のようです。
こちらについては、大手ではなくても、そのような制度を持っている場合もあることをお知らせしました。
但し、彼女の現職は、業績の不安定からいろいろなことにチャレンジするようでなんとなくせわしない日々を過ごしているようです。
何よりも将来を考えていきたい彼女にとっては、会社の業績はどうしても二の次になってしまうようで業績が安定しているところに入りたいようです。
その気持ちは、よく理解ができます。
この会社の成長性についての不安で転職をされる方は多くいらっしゃるからです。
チャレンジしないといけな環境は楽しく感じる方もいらっしゃいますが、働きながら育児をしていく、ということを考えると業績の安定というのは重要ではあります。
私からお話させていただきましたのは、
単純な話ではありますが「何を大切にするか」ということです。
今後のご家庭、会社での自身の活躍、プライベートの時間等。
色々なものがあるとは思うのですが、きちんと自分の中で優先順位を決めていくと良いと思います。
ほどなくして、彼女は今後のために転職活動を少しずつ始める決断をされました。
今回は将来のことを優先する、ということが結論として出てきましたが、
会社の制度だけが本当に問題なのか、それ以外に何か問題はないのか、改めて整理して
本当に引っかかっていることは何なのかを明らかにしていくことをお奨めします。
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